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霊園・墓地検索サイト「ついのすみか」のスタッフブログ

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2007年 12月 03日

墓石のデザイン

お墓の型は、和型墓石・洋型墓石・デザイン墓石の三種類に分けられます。

関東地方の墓石の傾向として、以前は「和型」でグレー系が多かったのですが、平成に入って「洋型」が次第に増え、
平成14年くらいからは「洋型」の割合が高くなってきています。

色も従来のグレー系だけでなく、白、赤、緑、黒などさまざまな色の石が墓石に取り入れられるようになってきました。

最近ではピンク系の石が人気のようです。和型と洋型以外でもさまざまなデザインを施したオリジナルデザイン墓も
数多くあります。

伝統的な供養塔として、五輪塔があります。

○和型墓石(三段型)
もっともポピュラーな型のお墓です。和型の墓石は、仏舎利塔(ぶっしゃりとう:お釈迦様の遺骨を納めたもの)や五輪塔(ごりんとう)を簡略化したものです。以前は、和型というと、黒い石や白い石と決まっていて、暗い雰囲気があったということですが、洗練された格式高い雰囲気のある和型墓石は現在も人気が高く、多くの方が建てています。最近では、和型でもグリーン系やダークグレーの墓石を使用する方もいます。

○洋型墓石(オルガン型)
洋型墓石は、和型墓石と比べ幅が広く、高さは低く作られるため、安定感があり、視界が開けるため、明るい雰囲気を感じるのが特徴です。最近では、寺院でも洋型の墓石を見かけることがありますが、やはり民営の霊園で建てる方が多く、墓石に刻む文字も「〇〇家」というものでなく、好きな言葉を刻み、工夫される方も多いです。近年、洋型墓石は和型墓石と並んでたいへんな人気を集めており、特に首都圏では新たに造られる墓石の三割から四割がこの型だといわれています。

○デザイン墓石
オリジナル墓石はその人のイメージを形にしていくため、石材店との打ち合わせ回数も通常より多くなります。イメージを伝える担当者とのコミュニケーションも重要になりますので、要望に耳を傾けてくれる石材店に相談されることをお薦めいたします。 霊園にある、色々な墓石をご覧になると、イメージを固めやすくなるでしょう。最近の石材店では、完成予想図を立体的な映像として、事前に見せてくれるところもあります。

※オリジナル墓石を建てる際のチェック項目
【1】どのような石材店に任せるべきか?
注文書、見積書などで料金を明確に出してくれる石材店オリジナル墓石は、ひとつひとつイメージを形にしていくものですので、石材店との打ち合わせ回数も、通常より多くなります。他にはないオリジナルのものを作るのですから、石材店の技術はもちろんですが、要望をきちんと聞いてくれる石材店に任せるのがよいでしょう。
【2】予算は範囲内か?
加工の難しいデザインであったり、付属品をつけたりする場合には、料金も余分にかかることもありますので、ご注意ください。
【3】工期は範囲内か?
オリジナル墓石は、石材店との打ち合わせ回数が多くなりますので、その分、完成するまでに時間が掛かります。そのため、「いつまでに」とあらかじめ日程が決まっている場合には、最初の打ち合わせの際に、納期の希望を石材店に伝え、明確にしておきましょう。


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by tsuino-sumika | 2007-12-03 10:49 | お墓の知識


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